この記事を読んでいる人の多くは、「不眠症」、「睡眠障害」という言葉で検索されたのではないかと思います。以前は「不眠症」という言葉でくくられることが多かった睡眠の悩みですが、近年は細かく差分化されてきたので、睡眠に関するトラブル全体を指して「睡眠障害」という言葉が使われることが増えてきました。
このコラムでは、「なかなか寝付けない」、「しばしば目が覚める」といった悩みをもった人に向けて、睡眠障害についてわかりやすく解説していきます。
「睡眠障害」とは
この項目ではまず睡眠障害の種類について解説します。睡眠障害には、「入眠障害」、「中途覚醒」、「早朝覚醒」、「熟眠障害」などがあります。
他にも「睡眠時無呼吸症候群」や「過眠症」なども睡眠障害に含まれますが、この記事では最初に紹介した4つについて解説して行きます。
入眠障害
不眠症で悩んでいる人の中でもいちばん多いと言われるのは、眠ろうとしてもなかなか寝付けないというものです。入眠障害の定義としては、床についてから眠りにつくまでに30分~1時間以上かかる状態です。
中途覚醒
中途覚醒はいったん眠っても、その後何度も目が覚める、目が覚めた後寝付けなくなるなどの状態を言います。中途覚醒の傾向は年齢が上がるほど増えていき、中高年者に多く見られます。
早朝覚醒
起床しようと思う時間より2時間以上早く目覚めてしまう状態です。これも高齢者になるほどよく見られます。原因としては加齢によって体内時計のリズムが崩れやすくなることや、夜寝る時間が早くなる傾向があることなどがあげられます。しかし、早朝覚醒はうつ病の人にも見られる傾向なので、一言で加齢とくくらず、思い当たる場合はうつ病の可能性も考えてみましょう。
熟眠障害
睡眠時間は確保できているのに満足感が無い、眠りが浅いといった状況を熟眠障害と呼びます。睡眠の質が低いと感じている人は、詳しく書いた記事があるので以下を参照して質の高い睡眠を確保してください。
→『「睡眠の質」とは? 毎朝スッキリ目覚めるコツ』
また、上の記事で書いた以外にも睡眠時無呼吸症候群になっているケースや、寝ている間に足がぴくぴく動いてしまう周期性四肢運動障害などの可能性もあります。この2つの症例の場合、本人は気づきにくいですが、配偶者など同居する人が気づくケースが多いです。
不眠症の原因と対応
不眠症の原因はさまざまに考えられます。体温調整や、自律神経の乱れなども原因にあげられますが、それについては詳しく書いた記事があるので以下を参照してください。
睡眠と体温、冷え性などの関係について詳しく知りたい方はこちら
→『睡眠と体温の関係…しっかり眠ってスッキリ目覚めるための方法とは』
自律神経の乱れによる不眠について詳しく知りたい方はこちら
→『快眠生活を手に入れるには自律神経を整えることが大切』
ここでは不眠症についての上記以外の原因を解説していきましょう。
心のストレスと不眠
仕事や勉強のプレッシャー、人間関係、変えられない過去の出来事、金銭上のトラブルなど、心の悩みによる不眠を訴える人は非常に多く存在します。また、日常のストレスに加えて眠れないこと自体もストレスになり、心的理由による不眠は慢性化する可能性があるので注意しましょう。
アルコールによる不眠
なかなか寝付けないので寝付けるようにお酒を飲むという人は非常に多いですが、アルコールは睡眠の質を低下させることが知られています。アルコールを取ると体内でアデノシンという睡眠物質が出ていったんは眠りにつくことができますが、その作用が切れると目が覚めて再度眠れなくなったり、眠りが浅くなったりすることが知られています。
また、アルコールは利尿作用もあるのでトイレに行くために目を覚ます傾向も上がりますから、その点でも睡眠を妨げてしまいます。
まとめ
睡眠障害、不眠症の種類やその原因、対策についてまとめました。よく眠れないという方の中には医療機関での治療を必要とするケースもありますから、様子によっては一人で悩まずに医師の診断を受けてみましょう。
しかし、病院に行くほどでもないけど、もう少ししっかり眠りたい、という人も数多くいらっしゃると思います。そんな時はまず寝具を見直してみてはいかがでしょうか?
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